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FX会社の分別管理と信託保全とは?


FX会社を選ぶ時に、よく出てくる用語として、「分別管理(ぶんべつかんり)」と「信託保全(しんたくほぜん)」というのがあります。



でも...


これからFXを始めようというときに、いきなり専門用語を出されてもサッパリ分かりませんよね(笑)。パッと見て、「同じような意味なのかも。」と思った方も少なくないと思います。



そこで、このページでは、分別管理と信託保全の意味と関係について、分かりやすく解説していきます。




分別管理とは?

分別管理とは、FX会社が保有している資産と顧客から預かった証拠金を別々に保管することです。

分かりやすく言うと、自分の会社が持っているお金とお客様が預けたお金は別々に保管しなさいね、という意味です。


この分別管理は、金融商品取引業者すべてに義務付けられている法律ですので、FX会社以外にも、株式投資ができる証券会社、投資信託を扱っている会社など、さまざまな金融機関が対象となっています。




では、この法律に該当する会社は、具体的にどんな方法で分別管理をしているのかを見てみましょう。




分別管理の方法

1.『信託保全』
2.『ほかの金融機関へ預ける』
3.『社内にある別々の金庫に保管する』



さっそくここで出てきましたが、1番目の『信託保全』とは分別管理、つまり、お金の管理方法の一つなんですね。

信託保全を採用していると、顧客から預かった証拠金は、毎営業日、または一定期ごとに信託銀行へ預けられます。


信託銀行に預けておくと、万が一、預け元のFX会社が倒産しても差し押さえの対象にならないという機能が働きますので、この方法を積極的に活用するFX会社が増えています。



では続いて、2番目の『ほかの金融機関へ預ける』という方法ですが、これは提携している銀行などに単に預けるという方法です。

例えば、あるFX会社に、Aさんが証拠金として現金10万円を預けました。するとこのFX会社は、預かった10万円を提携先の◯×銀行へ預けました、という流れです。


もちろん、その銀行にあるFX会社の口座に入りますので、もし倒産したりしたら預金はFX会社が所有していた資産として差し押さえられます。

つまり、上の例でいえば、Aさんが証拠金として預けた10万円も持って行かれる、ということになるんですね。



そして、3番目の『社内にある別々の金庫に保管する』というのは、そのまんまです(笑)。自分の会社にある2つの金庫で、自社のお金とお客様から預かったお金を別々に管理しておくという方法です。


この方法は、今まで紹介した中で一番“リスクの高い”管理方法です。


まず、第三者が管理しているわけではありませんから、社員による横領や、「ちょっと事業資金が足りなくなったから、顧客用の金庫から借りよう...」といった融通がききます。

また、いくらキッチリ分けて管理していても、もし倒産したら問答無用で借金返済に使われることになるのです。





皆さんなら、この3つの方法で分別管理を行っているFX会社の中で、どこを利用したいと思いますか?

おそらく、ほとんどの人が『信託保全』と答えますよね(;^_^A。


ですので、FX会社は、信託保全を採用している会社を選ぶと、いざという時にも預けたお金が守られますので安心なんですね。ただ、信託保全の内容によっては、保証対象の通貨が円だけというところや保証金額に上限がある場合があります。



それでは、このページの内容を簡単にまとめると、『分別管理』とは顧客と自社のお金を別々に管理することで、『信託保全』とは信託銀行に預けるというお金の管理方法の一つで、倒産などの影響を受けないで済むメリットがある、というふうに覚えておきましょう。




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