FX経済指標スケジュール【2009年12月24日】

FX経済指標スケジュール【2009年12月24日】

２００９年１２月２４日(木)の経済指標スケジュールです。本日は、２２時３０分から、アメリカで新規失業保険申請件数の発表が行われる予定となっています。

新規失業保険申請件数は、一時的に、米ドルの為替変動に影響しやすいため、対米ドル取引を行っている場合は、特に注目したい経済指標です。

【２００９年１２月２４日(木) FX経済指標スケジュール】

※◎　重要度：高、△　重要度：中

時間	通貨	重要度	経済指標・主な行事	前回･予想	結果
00:00		◎	新築住宅販売件数[年率換算件数]	前回：43.0万件(40万件) 予想：43.8万件	35.5万件
00:00		◎	新築住宅販売件数[前月比]	前回：6.2％(1.8％) 予想：1.7％	-11.3％
00:00		△	ミシガン大学消費者態度指数・確報値	前回：73.4 予想：73.8	72.5
08:50		△	四半期法人企業景気予想調査・大企業業況判断指数(ＢＳＩ)	前回：0.3	-1.9
08:50		◎	日銀・金融政策決定会合議事要旨
22:30		△	新規失業保険申請件数	前回：48.0万件予想：47.0万件	45.2万件
22:30		△	耐久財受注・輸送用機器除く[前月比]	前回：-1.3％予想：1.1％	2.0％
22:30		△	耐久財受注[前月比]	前回：-0.6％予想：0.5％	0.2％

※前回・予想の( )内の数字は、後に発表された修正値です。
※各指標の発表時間は、状況によって変更になることがあります。

新規失業保険申請件数とは？: 新規失業保険申請件数は、アメリカが毎週木曜日に発表する経済指標で、失業者が、失業保険の給付手続きを行った件数をまとめたものです。

この件数が前回や予想よりも増えると、失業者が増加しており、雇用情勢が悪化しているのではないかと予想されることから、ドル売りに繋がる可能性があります。

ただ、新規失業保険申請件数は、毎週集計していますので、その間に連休があったり、ハリケーンなどの災害が起こると、前回や予想と比べて、大きく結果が異なってくることがあります。

また、失業者が増えたといっても、雇用も増えていれば、失業者数の増減が、必ずしも直接景気悪化に繋がるとは限らないため、長期的な米ドルの動きを読むには、そこまで大きなインパクトはありませんが、短期的な米ドル取引の変動には影響しやすい指標と言えます。

＜ 新規失業保険申請件数のFXポイント ＞

・前回、予想よりも増えた ⇒ 一時的に、ドル売りに繋がる可能性がある
・前回、予想よりも減った ⇒ 一時的に、ドル買いに繋がる可能性がある