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どっちがお得?銀行とFXではじめる外貨預金の比較


外貨預金というと、銀行でしか扱っていないイメージがありますが、FX会社でも、ほぼ同じ仕組みで外貨預金を行うことができます。


“ほぼ同じ” と言ったのは、銀行もFX会社も、「外貨に交換して、預金金利で稼ぐ」という目的は同じなのですが、取引のしかたが違うからです。




そこで、どちらの金融機関で外貨預金を行ったほうが、より利益を得やすく、メリットが大きいかを比較してみました。


下の表では、銀行とFXの業界でも代表的な外為どっとコムと三菱東京UFJ銀行で、米ドルの取引をした場合を比較しています。




外為どっとコム 三菱東京UFJ銀行

※為替手数料は、1米ドルあたりの金額を掲載しています。
※預金金利は、1万米ドルを取引した時に、1日当たりの金額を掲載しています。




為替手数料の比較

上の比較表を見たときに、まず最初に目に付いたのが、為替手数料の違いではないでしょうか。


FX会社の為替手数料は、スプレッドを含めても0.09円程度ですので、銀行の手数料と比較すると約11倍です。



「でも、どちらも小額だからいいんじゃないの?」



と思った方も中にはいるかもしれませんが、FX会社や銀行で外貨取引を行うときは、最低取引単位というのがあります。


これは、取引する時は、最低いくら以上からしか受け付けませんよ、というルールなのですが、外為どっとコムの場合は、最低取引単位が1,000通貨以上、三菱東京UFJ銀行の外貨 定期預金の場合は、10万円相当額以上となっています。



そうすると、為替手数料も1ドルだけの取引なら1円で済みますが、取引単位が1,000単位や10,000単位などと、まとまった金額になってくると、当然、手数料も大きくなってきます。



仮に、1万ドルの取引をした場合、


外為どっとコムでは、


300円(売買手数料) + 400円(スプレッド) = 700円



が為替手数料となりますが、三菱東京UFJ銀行では、


10,000ドル × 1円(為替手数料) = 10,000円



かかります。


つまり、FX会社を利用したか、銀行を利用したかの違いで、


差額 :10,000円 − 700円 = 9,300円



が節約できることになります。どうでしょうか。もの凄い差ですよね!?


9,300円があれば、ほかの投資にまわすこともできますし、さらに外貨預金として預けることもできます。



また、銀行の外貨預金ならば、なんとなく安心というイメージがありますが、外貨預金は預金保証制度の対象外となっていますので、仮に利用中の銀行が倒産すると、預けたお金は戻ってこない可能性が高くなります。


また、銀行でも、預けたときより満期をむかえたときのレートの方が条件が悪ければ、為替差損による元本割れの可能性もありますので、リスクの面では、FX会社も銀行も同じなのです。





外貨預金の金利比較

そもそもFX会社には、外貨預金という商品はないのですが、レバレッジを1倍にすることで、銀行の外貨預金と同じことができます。


例えば、FX口座に10万円を入金したら、10万円分の米ドルを保有することで、外貨預金と同じように、預金金利(FXではスワップ金利と呼びます)で稼ぐとことができるのです。



となると、銀行でもFX会社でも、預金金利はだいたい同じぐらいになりそうですが、そこは違います(笑)。



どのぐらい違うのかと言うと、外為どっとコムと三菱東京UFJ銀行で1万米ドル分の取引したときに受け取れる金額は、次の通りです。



・ 外為どっとコム  50円
・ 三菱東京UFJ銀行 (外貨 普通預金)  10円
・ 三菱東京UFJ銀行 (外貨 定期預金)  2.7円

※預金金利・スワップポイントは、日によって変動します。



また、FXの場合は、定期預金のように、取引期間を制限されたり、長期的に拘束されることがありませんので、好きなだけ高金利の通貨を持ち続けることも出来ます。


反対に、レートが下がったり、保有中の通貨国にトラブルが起こった時には、インターネット上からすぐに売却手続きができますので、リスクコントロールもしやすいというメリットがあります。



銀行の場合は、普通預金でも定期預金でも、まず、外貨預金の手続きは店頭の営業時間と連動していますので、平日の午前8時〜午後15時までに制限されています。


ですので、もし、週末に保有中の通貨国でテロが起きたりしても、すぐに売却できないとというリスクが伴います。





税金の比較

FXと外貨預金では、税金の徴収のしかたが違います。


まず、FXで得た利益は、雑所得という分類に入り、1月〜12月までに得た利益の合計が20万円以上だった場合や、毎年、自分で確定申告を行っている場合は、3月の確定申告の時期に申告手続きをします。



これをうっかり忘れてしまうと申告漏れ、さらに隠したりすると脱税となり最大40%の追徴課税を食らってしまいますので、きちんと申告しましょうね(;^_^A。


ちなみに、もし、売却せずにそのまま取引中の通貨を持ち越した場合や、年間の雑所得が20万円以下の場合は、確定申告の必要はありません。




一方、銀行の外貨預金では、2種類の税金がかかります。


一つは、外貨預金の金利にかかる税金で、もう一つは、為替差益で利益が出たときにかかる税金です。



まず、外貨預金の金利にかかる税金は、源泉分離課税といって、確定申告こそ必要ありませんが、儲けたお金を受け取る前に、20%分の税金が引かれます。


そして、為替差益で利益が発生したときは、FXと同じく、雑所得となりますので、その他の雑所得と合わせて年間20万以上となれば、確定申告の手続きが必要となります。


項目 FX 銀行
預金金利 雑所得 源泉分離課税
為替差益 雑所得





これまで、外貨預金に関わる、手数料や金利、税金といった数字について比較してきましたが、FX会社の方が圧倒的に有利なことが分かっていただけたと思います。


それでは、銀行のメリットは何かと言うと、まずは“信用力”です。



まだほんの数年の歴史しかないFX会社に比べると、銀行には、何十年もの歴史と実績、信用力があります。だからこそ、どんなに為替手数料が高くても、FXや株式投資には関心がない人でも、銀行にだけは安心してお金を預ける(貸す)人が多いのだと思います。


しかも、お金を預けた(貸した)としても、日本の銀行は、消費者金融やローン金利とは比べ物にならないほど超低金利でです(笑)。




ただ、守るお金については、信用力のある金融機関に預けるに越したことはありませんが、資産運用をするときのお金については、どれだけ余計なコストを省いて、いかにたくさんの利益を増やすかが重要になってきます。


そのときに、FX会社を利用すれば、何千円もの取引コストを抑えられるだけでなく、高金利で、好きなタイミングで取引できるというメリットもありますので、FXは外貨預金を目的とした方にもオススメです。





参考 : FXと外貨預金の比較(違い)
      : 外貨預金におすすめのFX会社



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